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事務所移転をご検討の方必見!
レイアウトの決め方とパーテーションの選び方 |
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事務所移転の際には、レイアウト変更にともない新しいパーテーションが必要になることが
あります。失敗しないパーテーションの選び方や設置のコツについてご説明します。
まずは間取り図で情報を得る
事務所移転の際には、移転先のオフィスの物件資料を取り寄せて、新しい事務所の間取りを決めていくことになります。
物件資料は、不動産業界の表示契約に基づいてつくられていますが、実際の寸法と若干の相違が生じることもあります。移転先の物件の間取り図に「現状優先」と記されていることがあるのはそのためです。パーテーションを設置して新オフィスの間取りを決めるには、間取り図のみに頼らずに、実際に現地調査を行って自分の目で確かめておいたほうがいいでしょう。
なお、間取り図には「建築中」「空き予定」「即入居」など、いつから物件が利用できるかについての情報も記載されています。事務所移転の日が決まったら、それに合わせてスケジュールを立てていきましょう。
オフィスレイアウト図面の見方
事務所移転にあたって新しいレイアウトを決める際には、オフィスレイアウト図面を見ながらレイアウトのシミュレーションをして、最終的なパーテーションの位置を決めます。オフィスレイアウト図面は、一般にA3用紙に100分の1か50分の1の縮尺でCAD(コンピューター設計)ソフトを使って作成されます。設計事務所に、平面図だけでなく3Dのレイアウト図面を作成してもらうと、完成時のオフィスをイメージしやすくなるためおすすめです。
レイアウトに沿ってパーテーションの高さを決定
複数のテナントを借りるのではなく1室を新オフィスにする場合は、パーテーションで部屋と部屋の区切りをつくることになります。重役室および役員室、一般社員の作業ルーム、エントランス、受付スペース、休憩室、喫煙所など、部屋を使う社員や部屋の用途に応じてパーテーションの高さやタイプを決めていきましょう。
会議室や重役室など、機密性が求められる部屋のパーテーションは、遮音性に配慮して天井まで隙間のないタイプの商品を選びましょう。一般社員の作業スペースを部署ごとに分ける場合は、低めのパーテーションにしたほうが圧迫感が少なくなります。
また、窓がある部屋なら、パーテーションを低くするのがおすすめ。奥まで日光が差し込むため、オフィスが明るい印象になります。エントランスは、お客様に会社の第一印象を決定付ける場所なので、企業のコンセプトにふさわしいデザインのパーテーションを選べるといいですね。 |